約90坪の広々した敷地は、人通りが激しい全面道路と接する周辺環境。
プライバシーを確保し、生活の中で外の視線を感じない空間作りを意識しました。建物に表情を演出する為、4つのヴォリュームをクランクさせ,外部空間との釣合いを取りました。600×600のサッシュを基本の開口部とし、各居室の光の量を調整しながらプロットしています。また、カーテンを使わなくても内部空間が覗かれず,自然光が各居室へ注がれる様配慮。ファサードとは対照的に、パブリックとプライベートゾーンが縦に繋がりながら何処でも家族の気配を感じて生活出来る、家族の繋がりを意識した空間が広がります。
極力無駄なモノを省き,ミニマリズムを継承。ギャラリーのように白を基調とした空間に良質な素材やディティールに重点を置いた設えとしました。セレクトファーニチャーが空間へのアクセントとなります。