マンションでの暮らしに窮屈さを感じていたI様。中庭を設けて、外からの視線を気にすることなく、自然の光と風を満喫できる住まいに憧れを抱かれていました。
中庭を囲む建物の配置は「ロ」の字型か「コ」の字型か、バルコニーをどう配置するか、どんな素材を取り入れるかなどデザイナーと共に考え、暮らし方にあったプランを描いていきました。そして、一本の木を中心とした配置が出来上がりました。中庭に面する窓は、徹底して壁をつくらず、大きな間口としました。
反対に隣地と接する窓は、視線を遮るよう最低限の間口としています。どの部屋からも中庭を望めるデザインです。カーテンのいらない、開放的な自由な時間を過ごすことができます。
「キッチンを中心とした家事動線もとてもスムーズ。お料理をしながら四季の変化を楽しめるのもいいですね」と奥様。
2階のテラスでお子様が遊んだり、夜には星を見ながらお酒を楽しんだりと、自然の恵みに包まれた、自由設計ならではの魅力に富んでいます。
朝日が当たる東側には、一日の出発点となる主寝室とキッチンを配置し清々しい始まりを。外観は、道路側からの視線を意識し、車と玄関がともに引き立つデザインとしています。